こんにちは今回はスカルプトリスで作ったネコに骨(ボーン、アーマチュアとも言う)を入れて手や足を動かせるようにしたいと思います。
ちなみに前回スカルプトリスからブレンダーに移動させる仕方は下記事からどうぞ。

今回もユガラボ様サイトを参考にテンポよくいきたいと思います。
https://yugalab.net
最初のボーンの設定
⬇︎まず、自分が作ったキャラクターをゼロ座標(X,Y,Zが交わる所)に合わさっているか確認して下さい。前回の記事をそのままやっていれば真ん中にきてると思います。
⬇︎次に、画面上でShift+Aを押して、メニューの中のアーマチュア→単一ボーンを押すと・・
⬇︎ちょうど股間のあたりに何か出てきました!これがボーンです。
⬇︎ボーンがゼロ座標のところにない場合は、Armature→四角い箱→位置を押し、位置の所を0にしてボーンをゼロ座標に持ってきて下さい。下の画像では位置:0.3513の所を0にします。
⬇︎このままボーンを増やして行くと身体の中に入った時、ボーンが隠れて見えなくなるので、Armature→人型→レントゲンにチェックを入れて下さい。
⬇︎レントゲンにすると、ボーンが身体の中に入れても、どこにあるか一目瞭然ですね。
身体に合わせてボーンを増やしていく
⬇︎オブジェクトモードになってたら編集モードに変えて・・
⬇︎アーマチュア→オプション→X軸ミラーにチェックを入れます。(オプションメニューはTを押すと出てきます)
⬇︎右クリックでボーンをクリックして真ん中あたりまで移動させて大きさを調整しましょう。僕の場合はネコなので適当に調節します。
⬇︎ボーンの上と下の丸い部分を右クリックでボーンを伸ばしたり縮めたり出来ます、伸ばす場所縮める場所が決まったら左クリックで決定。
⬇︎ボーンの上の丸い部分をクリックしてZを押すとまっすぐ上に伸ばす事ができます。Zを押すと縦に青い線が現れます。Zを押さなくても、まっすぐ伸ばす事はできますが横から見た時、斜めになってたりする場合があります。
⬇︎伸ばし方がわかったら今度は増やし方です。ボーンの上の丸い部分を右クリックしてEを押すとボーンが増えるので、そのままZを押すと縦まっすぐに伸ばす事ができます。
⬇︎頭までボーンを入れました。
⬇︎左右対称にボーンを増やすには・・Shift+E(X軸ミラーにチェックが入っていないとダメ)
⬇︎さきほどShift+Eを押したので肩から腕のボーンを増やしていく場合はEだけを押せば反対側のボーンも増えていきます。
⬇︎下半身も同じく赤枠のところで右クリックを押して、Shift+Eでボーンを増やしていく。
このネコは単純な形なので足部分はそのまま、まっすぐ伸ばしていますが、人間など作る場合は横から見て調節する必要がありますね。
⬇︎とりあえず、簡単ですがボーンまでいれまいした、ボーンを入れるときは真正面にしてたほうがいいですね、テンキーの5を押して真正面にして作業した方がゆがみが無くてイイです。
⬇︎ボーンに名前をつける事ができます、ボーンの文字をクリックするとそれに合わせてボーンが黄色に変わるので右、左で名前を付けておくとわかりやすいと思いますが今回は単純なネコなので名前は付けてません。
ネコとボーンを関連させる
⬇︎ネコの中にボーンを設置しましたがこのままではボーンは動いてもネコは動きませんので、下の順番でオブジェクトモード→
⬇︎アーマチュア押して、Shiftを押しながら、メッシュ逆三角マークの所を押す。(Shiftを押しながらだと両方選択できる)
⬇︎Ctrl+Pを押すとペアレント対象が出るので「自動のウェイトで」を選択。
⬇︎※ここで「親が循環しています」とエラーマークが出た場合は、オブジェクト→親→親子関係をクリアにしてアーマチュアとメッシュを同時選択の所からやり直して下さい。
⬇︎次にポーズモードに変えて・・
⬇︎動かしたいボーンを右クリックで動かして左クリックを押すと動かした場所で止まります。これでボーンの数だけ好きなようにポーズを決める事ができるようになりました!
⬇︎ポーズがぐちゃぐちゃになって最初に戻したい場合はネコの画面の所でAを押してボーンを全部選択にして、alt+Gで位置を、alt+Rで回転を、alt+Sで拡大縮小を元に戻す。
出来上がったのがこちら!
やり方はわかったので、あとは人間などを作って何回も繰り返せば早く作れるようになれると思います。
今回は以上です。バイバイ♪
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